message from/for



「初めから終りを見ている」
    気だるい夜はいくつも越えられるわけではない
    そう言って、同じ月を何度か見たと思う
    遠い異国の血を悲しむ君を
    隣にいる僕はどう、抱きしめればいい
    数学の宿題ばかりが早く、片付いていった


「1+1=最後の声は何だっけ?」
    アイスクリームがもう溶けて
    短足な恋愛哲学を闇の中で振りかざした
    最終的に人を動かすのは
    不可思議な衝動であっていい
    だからもう一度聞きたい、最後の声を


「いつも、いつか別れが訪れるのだから」
    君の辛かった過去を知りたいだなんて思わない
    けれど、そんな経験があったろうことは受け止めたい
    だって、そうでもしなければお互い受容できやしない
    一時的に補完できやしない
    夏が早く終わればいい
    僕の隣で頭を冷やす何かがほしいから


「ねえ、明日あたしにもう会えないかもよ?」
    悲観的に考える癖が、左ももの肉離れの経験のようにある
    ちょっとした衝撃でスイッチが入ってしまう
    そしてそれは君を困らせ
    そんなセリフを期待している
    わからない毎日が多いのに
    明日が何かなんて想像もつかないでいる


「愛しているなんて言葉に出せない」
    適度な質感をもった普通の日々が重なった後に
    振り返る僕がいたなら
    それでもいいかと思えるようになれた
    そんな日にふいに
    思い出したメッセイジ
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by sheru19 | 2007-09-01 14:23 |  

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