サーモグラフィーみたく



インスタントコーヒーの
カップを持つ手が
いつもより際立つ温もりに
少々敏感になる

それでも
冷涼な空気と結合したい一心で
ベランダに出るパーカーのコは
サーモグラフィーを通した画みたい

空気の薄さや
重さ
不均等な囁きみたく
迫ってくる冷たさ

木々の葉が色を変え始めた頃
混ざり合った具合が
サーモグラフィーみたく

心の何所かと
ベランダと彼女と
コーヒーカップと僕とで
サーモグラフィーみたく

そっと頬に触れたなら
サーモグラフィーみたく



 しぇる



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掘り出し物。’05年の9月か10月くらいに書き上げたもの。
poemclubに投稿したものの中でバックアップをとっていた作品も随時載せていこうかと思っています。
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# by sheru19 | 2006-12-26 17:36 |  

above the darkness



壊してやった

何度も割った

崩れていく空の、軽快なリズム

苦しくて啼いた

灰色の空で

表象できない心が

貴方への思いで

木々を荒々しくなぶる風は

私が歩いているような世界






 しぇる
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# by sheru19 | 2006-12-21 20:53 |  

ラブ・イン・ザ・プール




僕の目は曇った車窓のようだった
入り組んだ夏の空気のなか
窒息しそうになって
わからない心の糸で
二つの指を締め付けてゆく

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# by sheru19 | 2006-09-09 13:39 |  

復活させました。

「雑踏タワー」のほうは忙殺されていたために更新できず閉鎖していたのですが
ポエ部が危機ということで、せっかく繋がった様々な人との交流を細々であっても存続させたいなあ、という個人的な理由(だって、個人ブログだもん(笑))で復活させました。

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# by sheru19 | 2006-09-09 13:37 | 上の空言